住宅用木材の知識と防虫対策のコツ

住宅建設で使用する木材は乾燥が大事

住宅を建設する際に使用する木材は十分に乾燥していることが必要です。私が住んでいる秋田県には秋田杉がたくさんあります。ところが、製材所で乾燥技術のあるところが少なく、乾燥材の安定供給にはほど遠い現状があります。それは、乾燥機の導入は高額な設備投資になることと、乾燥度合や強度のグレーディングをする機械もないことから、相変わらず製材しただけの未乾燥状態の製品しか出せないからです。流通業者からの注文がたくさんあっても製材所では秋田杉の乾燥材を安定的に出荷してくれないので、せっかくのビジネスチャンスを活かせないのです。つまり、自分たちの事情を優先するあまり、需要があっても需要にこたえられないのです。
私から言わせれば秋田県の製材所の多くは、やる気が無くなっているのです。昔は日本三大美林と言われた秋田杉は苦労しなくても売れたのです。また、役物と言って和室に使用される節が無い製品は特に高く売れたので、製材所は儲かっていたのです。ところが、最近は和室が少なくなったり、仮にあったとしても薄くスライスした秋田杉のシートを貼っただけの和室柱が多く出回っているため、製材所は昔ほどおいしい商売ではなくなったのです。それどころか、人工乾燥した製品でなければ売れないとかグレーディングされた製品でなければ売れないという現状に頭を抱えつつやる気を失っているのです。せっかくのビジネスチャンスなのに設備投資をする気力も無くしている状態です。

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